日本代表vs三菱重工神戸（スカイマークS）

今日は、星野監督率いる日本代表と都市対抗出場を決めている三菱重工神戸の練習試合を神戸・スカイマークスタジアムで観戦。

今日も猛暑でした・・・。13時から試合開始、めちゃ暑かったです。椅子に腕が触れるとめちゃ熱くなっているし、ペットボトルの水をホルダーに入れておくと、いつの間にかお湯になっているし・・・・。腕はもう真っ赤です。とにかく暑かったですが、試合も熱い内容となりましたよ。

　日本代表　　　　000　000　050＝5
三菱重工神戸　　000　001　201＝4
投手
日本代表：加藤（慶応大）植村（ファイターズ）大田原（ホークス）深町（ジャイアンツ）宮西（関学大）内（マリーンズ）長谷部（愛工大）
三菱重工神戸：渡邊・池田（広畑）・西川・赤木

5回までは投手戦。特に三菱先発渡邊のデキがよかった。初回こそエラー、四球などから1死満塁のピンチを迎えるが岡田（オリックス）を三振、続く渡部（ファイターズ）をセカンドフライに抑える。2〜4回は三者凡退。5回は前田（タイガース）にヒットを許すも後続を抑える。渡邊は5回を投げて被安打2、奪三振7、与四球1とプロ相手に素晴らしいピッチングを見せた。
そして・・・6回から2番手に上がったのは「今日も池田」こと新日鐵広畑からの補強選手、池田。大きな声援を送らせてもらいましたよ。今日も？の池田はボールが先行となる今一つの内容。それでも要所を締めて2回を投げて被安打1、奪三振1、与四球1という内容。本大会でもしっかりと貢献してもらいたいです。

一方、日本代表の先発はプロ注目の慶応大・加藤。初回先頭打者山城にライトへいい当たりを打たれるが、これをライト高橋勇（タイガース）が好捕。その後は評判通りのピッチングで2回を被安打1、奪三振3（全て空振り）に抑える。2番手はファイターズの高卒ルーキー植村。ファームでも結果を残しているが、ここでも打たせて取るピッチングで無難に抑える。
3番手は大田原（ホークス）。5回は内野安打1本に抑えるが、6回先頭の石上に四球を与えたあとボークを取られてしまう。2死となるが、3番横山にライト前へ運ばれて先制点を許す。

先制した三菱は7回、4番手深町（ジャイアンツ）も攻める。1死後6番大久保（広畑）が四球を選び、吉田がしっかりと送る。ここで8番石丸のツーベース、9番石上のスリーベースでさらに2点を追加する。

だが、8回表代わった3番手西川が前田にセンター前、代打田中（ジャイアンツ）に四球を与えると、続く大塚（スワローズ）にレフト前へ運ばれて1点を返される。ここで三菱は赤木に投手交代。坂本（ジャイアンツ）の送りバントは3塁に送球して1死を奪うが、4番吉田（カープ）にライト前へ運ばれ1点差、5番岡田には左中間へのスリーベースで2者が生還し、逆転される。さらに6番金澤（マリーンズ）には犠牲フライを打たれ3−5と2点差を許す。

8回裏には宮西に抑えれ、迎えた最終回。日本代表のマウンドは6番手内（マーリンズ）だが、吉田、代打光武が連続四球を選ぶ。石上がしっかりと送り、1死二、三塁と同点のチャンスを迎える。ここで日本代表は長谷部（愛工大）に交代。三菱は代打の代打友次を送る。長谷部はストライクが全く入らず、ストレートの四球。三菱は代打攻勢、ベテラン庄野が登場。庄野は押し出し死球で1点差となる。三菱ベンチ、そしてスタンドも星野監督人気で日本代表の応援が多いかと思っていたが、全く逆で三菱への応援の方が大きかった。もう「いけ〜」と大盛り上がりである。
だが、3番横山は三振、4番宮田はファーストゴロに抑えられゲームセット。日本代表が辛くも逃げ切った試合でした。

日本代表、打線は8回こそつながりを見せたが、7回までのエ渡邊、池田に対してはさっぱりでした。もしこの2人があと1回ずつ多く投げていたらそのまま抑えられていたように感じてしまいます。守備も丁寧さを欠いたプレーが数回目につきました。投手陣も無駄なボールが多すぎるように感じました。プレ大会ですが、日本代表としての戦い。ちょっとこのままでは不安が残ります。

一方、三菱は都市対抗へ向けていい感じで仕上がっているように思います。今日の試合では西川の調子が気になりましたが、先発した渡邊は完璧の内容。池田もしっかりと戦力になりそうです。打線も選手層が厚いので組み換え等ありそうですが、とても期待ができそうです。

日本代表、三菱重工神戸ともにこれからの大会で頑張ってもらいたいです！！